J-1プログラムを開始するまでの間で、一番大変なことは何?

アメリカのJ-1プログラムの応募で一番大変な手続きは何だと思われますか?ビザの手続きと答えられた方。 残念ながら違うのです。

毎年のように、弊社にはお客様から以下のようなお問合せをいただいています。

・今年は去年よりもビザの取得が難しいですよね?
・J-1ビザの申請は以前よりも長くかかるようになっていますよね?
・大統領が変わってから渡航は難しくなっていますよね?

ところが、お客様のご心配とは逆に、ビザ取得の確率は年によってあまり変化はありません。 毎年100%に近い割合です。ビザ取得までにかかる期間は一年の間で時期によっての違いはありますが、 それぞれの年の同じ時期で比べると、年ごとの違いはそれほどありません。 つまり、J-1ビザは昔も今も、取得がそれほど難しいということは言えないのです。

J-1プログラムに参加された方、渡航を断念された方が最も苦労されるのはビザではなく、 企業から採用をいただくという段階です。受入先が見つからなかったため、渡航を断念される方は 毎年プログラムに参加される方の何十倍か、それ以上いらっしゃいます。 皆さんが心配されている、ビザを取得できなくて渡航を断念される方というのはほとんどいらっしゃらない状況なのです。

逆に言いますと、企業からオファーをいただければプログラムに参加いただけることがほぼ確実になります。 ではどうすれば企業からオファーをいただけるのか。それは、日本で転職活動をされる場合と同じようなことに気を付けていただくことが大事です。

実は、アメリカの企業に応募される際は、海外旅行や留学のような気分でおこなわれる方が多くいらっしゃいます。その場合、企業から採用をいただける確率が低くなってしまいます。

履歴書に記載したり面接での受け答えの中、企業側にとって魅力的ではない志望動機や要望には以下のようなものがあります。

・ハワイが好きなので長期滞在したいと思い、J-1プログラムに応募している
・フラが好きなので、フラが盛んなハワイの企業に応募しました
・旅行で一度この街を訪問し、気に入ったので応募している
・英語がもっとうまくなりたいので教えてもらいたい
・アメリカに住んだことがないので、バスの乗り方や滞在先の探し方、携帯電話の契約方法を教えてもらいたい

日本での転職活動の際は、候補者はこのようなことはおっしゃらないですよね?例え本音としてそのようなことを思われていたとしても、面接での建前として会社への応募の理由は別のことを準備されているはずです。アメリカの企業に応募をする時も同じです。知識や技術の習得について、会社は学校ではないので、すべて一から教えてもらおうとするのは正しくありません。 日常生活のことについては、何もできないと思われてしまうと、会社での勤務で貢献するどころか現地で生活を成り立たせるのも難しい方と思われてしまいます。

このようなことに気を付けていただき、日本での転職と同じようになぜその企業に興味を持ったか、なぜこのポジションに応募をしているのか、ご自身のどのような経歴や能力を活かせるかアピールできると採用が近づいていきます。 アメリカの企業に応募をする際は日本での転職と違い、応募先との間に時差がありますが、 書類選考を通過し、面接のオファーをいただいた際は 先方の時間帯で午前9時~午後5時頃までの間で面接時間を設定してもらうのがよいでしょう。 ニューヨークなど東海岸の企業に応募をされる際は特に、朝と夜がほぼ真逆になってしまうため 先方の営業時間は日本の夜や早朝になります。少し大変ですが、頑張って調整しましょう。 ほとんどの場合面接は一度か、二度のみです。毎日続くわけではありません。 早起きが苦手だからといって、日本の日中の時間帯で面接を依頼されると、先方が深夜や未明の時間帯での依頼をされることになってしまい、 社会人としてのマナーをお持ちでない方と思われてせっかく近づいた採用が遠くなってしまいます。最後まで気を抜かないようにしましょう。

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