アメリカ国内からJ-1は申請できるの?

アメリカ国内に留学中の方から、日本に戻らずにJ-1を申請できますかというお問い合わせをよくいただきます。 現在、弊社ではこういったご質問に対してはアメリカにいらっしゃる間に申請を開始することはできますが、 大使館面接の際に一時帰国をしていただく必要があると案内しています。

J-1の申請をする際は、まずビザスポンサーから滞在許可証(DS-2019フォーム)を取得することから始まります。 滞在許可証を取得しただけでは、まだプログラムを開始することはできません。 以前でしたら、この次の手続きは2つの選択肢から選べました。 アメリカ以外の国にある大使館や領事館で面接を受けJ-1ビザをもらって渡米する方法がまず一つ。 もう一つは、すでにアメリカに何らかのビザを持って滞在しているという方は アメリカ国内で移民局に郵送で申請書類を送り、滞在資格の変更をおこなう方法を使うこともできました。 これは他の呼び方では、ステータスチェンジと言われています。 今も移民局ではステータスチェンジの申請を受け付けていますが、J-1の候…補者は移民局の規則とは別の事情でこの方法を使うことは 難しくなってしまいました。

以前も、例えば留学ビザ等を取得済みで、アメリカに合法的に滞在中という方でも、基本的にはJ-1プログラムの参加の前に自分の国にあるアメリカ大使館や領事館で面接を受けることになっていましたが、何らかの事情で一時帰国が難しいという状況の方には、ビザスポンサーからアメリカ国内での滞在資格変更の申請をすることが許可されていました。これは候補者がもらえる権利というものではなく、困っている方への特例措置といったようなもので、国務省からは、各ビザスポンサーにこの滞在資格変更の申請をする方は 全体の候補者の5%程度に抑えるよう指示がでていたそうです。 絶対に大使館や領事館での面接を受けなければならないという指示ではなかったため、 いくつかのビザスポンサーはステータスチェンジの申請を移民局におこない、プログラムを開始されるという方を認めていたという状況です。 当時もビザスポンサー側はステータスチェンジの方法を大々的に宣伝したりなどしていないのですが、一時帰国をしなくてもよかったという体験をされた参加者によって広く情報が伝わりました。

一方、現在では滞在資格の変更を許可しているビザスポンサーは、 弊社の知る限りではなくなってしまいました。 ある時期に、国務省から各ビザスポンサーに通達があり、 プログラムの開始前に大使館面接を受けるよう候補者に案内を徹底するという決まりになったようです。 そのため、現在各ビザスポンサーでは、候補者に滞在許可証を発行する条件の一つとして、 大使館または領事館で面接を受けることを設定しています。 ビザスポンサーからの指示を破り、滞在許可証の発行を受けた後で移民局にご自身で滞在資格の変更の申請を出したという方もいらっしゃいましたが、 現在それを強行されると、移民局が許可を出した場合でも、プログラムが開始できなくなってしまう可能性があります。

J-1プログラムの参加者はプログラムの開始前にビザスポンサーに連絡し、 SEVISチェックインという手続きをおこないます。 この連絡を受けてビザスポンサーが候補者のデータを国土安全保障省に登録した後、 J-1の滞在資格が有効になります。

ビザスポンサーはプログラムの規約を破った参加者のアメリカでの滞在資格を無効にすることができます。 SEVISチェックインをおこなっていなかったり、J-1の滞在資格が無効になっていると、例え滞在許可証に18ヵ月間の有給勤務ができるという表記があっても、 合法的に滞在を続けることができません。 ソーシャルセキュリティーカードの申請をしても許可がもらえませんし、運転免許も取れないということになってしまいます。 滞在許可証が発行され、移民局からステータスチェンジの申請への許可がおりたとしても、 滞在資格がビザスポンサーによって無効にされてしまった場合は、何もできずに帰国をするしかなくなってしまうのです。

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